T様邸の上棟&建方が終わり、次の段階へと進みます。
屋根の施工。
『瓦棒葺き』という屋根を使います。
瓦棒葺きとは・・・[瓦棒]という角材を30~45cmほどの間隔で屋根に取り付け、土台にし屋根材を 施工していく方法です。
トタンやガルバニウム鋼板などの金属を使用します。
今回はガルバニウム鋼板。
瓦棒葺きは、排水性が高いため勾配が緩い屋根に最適です。
屋根の継ぎ目が少ないことや、錆に強いガルバニウム鋼板を使っていることから、雨漏りが起きにくいというメリットがあり、普通の屋根に比べて低コストというのも嬉しいですね。
屋根が着々と進む中、内装も進みます。
中心となる柱や梁以外の木材を天井・壁・床の下地を計算に基づき、いくつもいくつも取り付けていきます。
今回は初採用の『オメガメタルブレース』という
水平構面の床倍率を確保できる木造用の鋼製ブレース(すじかい)を使います。
木造住宅の耐震性能を上げます。
これをいれることにより、水平方向からの外力を受けたときにブレース(すじかい)が荷重を受け止め、柱や梁などの主要部材が支えられます。
風や地震に強いのが特徴であり、建物だけではなく自動車や飛行機などにも採用されています。
安心できる建物を作るにあたり、いろんな構造材などがありますね。