本日の作業はベランダの施工、屋根用の遮断熱材設置です。
ベランダは水はけの為、勾配(傾斜のこと)をつけて下地を作っていきます。
勾配をドレン排水一箇所に落とす方法と溝を作って落とす方法の2種類があります。
今回は溝を作って落とす方法での施工となります。
水たまりのクレームが出ないように、しっかり決められた傾斜で作っていきます。
下地が出来上がったら、今度はベランダくんという板を敷いていきます。
・ベランダくんとは
ベランダやバルコニーの下地として使用する板。
防水と耐火屋根下地材で優れた性能を持っています。
ベランダの仕上げは後防水加工(後日)だけとなります。
続いては、屋根遮断熱資材を入れていきます。(1階の屋根の下にも同じように入れていきます)
ヒートバリアボードと言います。
・ヒートバリアボードとは
遮熱パネルのこと。
遮熱と断熱を一体化した断熱ボードで夏場は日射熱を跳ね返し、冬場は天井裏からの熱の流失を防ぐ。
屋根とアルミ遮熱シートによって輻射熱を遮断します。
屋根とアルミ遮熱シートの間の通気層により対流伝熱を遮断します。
断熱材による保温、断熱効果を兼ね備えた優れた遮熱・断熱材です。
垂木と垂木の間に挟み込みシートを巻き込んでいく施工をしました。
結構大変な作業ですが、夏場は涼しく、冬場は暖かく過ごせれるのは有り難いですね。
一通り、作業が終わり、雨養生の為建物をブルーシートで覆って一日を終えました。
建物の養生ってめっちゃ大変です。